国民年金の保険料をクレジットカード払いする際の6つの注意点

年金保険料をクレカで払う    

国民年金の支払い方法を現金払いや口座振替からクレジットカード払いに変更する場合はある点に注意をする必要があります。

よりお得に利用するための、国民年金の保険料をクレジットカード払いする際の6つの注意点をお届けします。

3つのメリット!国民年金をクレカ払いする

国民年金の支払い方法は納付書での現金払いまたは口座振替以外にも、クレジットカード払いを選ぶことができます。

意外と知らない人も多く、クレジットカードポイントを貯める人にとっては利用しない理由はないというレベルでしょう。

クレジットカード払いを選択することで3つのメリットを得ることができます。

  1. ポイントが貯まる
  2. 払い忘れ防止になる
  3. 前納方法を選ぶと年金料金が割引される

毎月現金で支払っている人はうっかり払い忘れてしまうことがあります。延滞料も発生するので、クレカ払い手続きをすることでそれが無くなります。

そしてクレカ払いをすることでポイントが付与されます。毎月16,260円を還元率1%の楽天カードで支払った場合で計算してみましょう。

16,260円=162ポイント

162ポイント×12カ月=1,944ポイント

年間およそ2,000円分のポイントが還元されることになるので、やはり得られるメリットは大きいですね。1年頑張って支払うことで貯まったポイントでお買い物ができるのも嬉しいです。

また、クレジットカード払いをすることで家計簿を把握しやすくなるというメリットもあります。

しかし、クレジットカード払いに変更する手続き方法がイマイチわからない、面倒くさそうと思う方へ変更するまでの詳しい内容をご紹介していきます。

この時に注意すべき点もしっかりと把握しましょう。

クレジットカード払いへの申請方法

国民年金をクレジットカード払いに変更するためには「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」を国民年金事務局へ送付し、審査を通過することで手続きが完了します。

申込書の入手先

この3つの方法から選ぶことができます。

まずはお住まいの管轄の年金事務局または年金相談センターを調べましょう。日本国民年金機構ホームページの「全国の相談・手続き窓口」から検索することができます。

郵送で送る場合は、郵送先の住所をしっかりと調べましょう。わからない場合は問い合わせて教えてもらうのが確実です。

郵送後の流れ

内容に記入をして申請書を送付すると「国民年金保険料クレジットカード納付のお知らせ」というハガキが数週間後に送られてきます。これが届けば手続き完了です。

完了をしたあとは申請したクレジットカードの引き落とし日に支払われるようになります。

手続きが上手くいかない場合は「クレジットカード有効性確認結果」というハガキが送られてきます。

この場合はクレジットカードが有効かどうか確認し直し、再度申請を行わなければなりません。

注意点①申請手続きに時間がかかる

申請から手続き完了まで早くて1週間、遅くて1ヶ月近くかかります。今手元に届いているものについては対応できません。

クレジットカードによって締め日も変わるため、手続きが完了した日が締め日を過ぎている場合はその翌月からの対応となるでしょう。

この点を踏まえて申請手続きをしましょう。

注意点②一括払いをした方がお得・・・だけどよく考えて

国民年金は毎月支払うよりもまとめ払いをした方が割引が適用されるのでお得になります。

現金払いよりもクレカ払い、さらに口座振替の順に割引率が上がります。しかし、クレジットカードポイントを得ることで実質的に1番お得になるということです。

国民年金の年間割引率

支払い回数 現金払い 口座振替 クレカ払い
毎月払い 0円 0円 0円
早割 600円
6ヶ月前納 790円(年2回) 1,110円(年2回) 1,520円
1年前納 3,460円 4,090円 3,460円
2年前納 15,690円 15,690円 15,690円

基本的に現金払いとクレカ払いの割引率は同じです。残念なのが1ヵ月分早く納付する「早割」(毎月50円割引)が口座振替のみ対応されているという点です。

まとめ払いの金額

6ヶ月前納・・・16,260円×6ヶ月ー割引1,110円=96,450円(年2回)

1年前納・・・16,260円×12ヶ月ー割引3,460円=191,030円

2年前納・・・16,260円×24ヶ月ー割引15,690円=377,310円

2年前納はこれまで口座振替のみ対応されていましたが、2017年4月から現金やクレカ払いでも支払うことができるようになりました。

なお、2年前納払いをしても各年ごとに社会保険控除を申請することができます。これにより節税もしっかりできます。

2年前納を行う場合の申込み期限は2月の末日となっているのでお忘れなく。

まとめ払いはお得だけど大きな出費!

余裕がある方はまとめ払いを選択することで割引率も上がり、クレカ払いをするとその分の大きなポイントが還元されます。

1%の還元率のクレジットカードなら、6ヶ月前納で1回につき964ポイント、1年前納で1,910ポイント、2年前納なら3,773ポイントです。

しかしながら、このような大きな割引やポイントを得るために無理な支払いを選んでしまわぬように注意をしましょう。

大きな出費となるのでお使いのクレジットカードの限度額をしっかりと把握をし、公共料金なども支払っている方はそちらとの兼ね合いも調べましょう。

限度額がいっぱいになってしまうと引き落としが不可能になり、納付書での支払いとなってしまいます。

注意点③分割払いやリボ払いができない

国民年金の支払いはお買い物をした時のように分割払いやリボ払いを選ぶことができません。よって支払い方法は1回払いのみです。

財布事情が厳しいからと言ってそれに合わせることは無理なので、この点をしっかりと把握しましょう。

引き落としができなかった場合は納付書が送られてくるので現金で対応することになります。

注意点④過去の「未払い分」はクレカ払いできない

過去の未払い分などの後納についてはクレカ払いができません。

しかし新たに発行された後納納付書ならコンビニで支払うことができるので、クレカチャージをした電子マネーで支払うことでポイントを得ることができます。

セブンイレブンならnanacoカード、ローソンならPontaカード、ファミリーマートならWAONなどが使えます。

後納専用の納付書は年金事務局に発行してもらう必要があるのでよく確認してください。

注意点⑤利用限度額が低いと支払いができない

使いたいクレジットカードの利用限度額を確認しないと、お買い物やほかの支払いによって圧迫され、結局引き落としができなくなってしまいます。

公共料金や携帯電話などの支払いもクレカ払いにまとめている方は、合わせていくらになるか計算をし、利用限度額以内に収まるようにしましょう。

とくにまとめ払いをする方は大きな出費となります。引き落としが行われる時に車検や保険の支払いなどがある場合は注意をしましょう。

なお、支払いを1つのクレジットカードにまとめることで、ポイントを効率よく貯めることができます。

注意点⑥クレジットカードによってはポイント付与の対象外もある

国民年金を支払ってもポイントが付与されるクレジットカードと未対応のものがあります。

ポイントが付与されるクレジットカードと付与されるポイント率をいくつかのクレジットカードで比較をしてみましょう。

クレジットカード ポイント付与率
楽天カード 1%
ヤフーカード 1%
リクルートカード 1.2%
イオンカード 0.5%
ライフカード 0.5%
JCBカード 0.5%
MUFGカード 0.5%

ポイント還元率も選ぶ基準の1つになりますが、ポイントの使い道についてもよく考えましょう。楽天カードは楽天市場のお買い物に利用でき、ヤフーカードはTポイントとして利用ができるなど、それぞれ使い勝手が違います。

ご自分の生活スタイルに合わせて選択をしましょう。

>>ヤフーカードの公式サイトはこちら

このほかに国民年金に対応しているクレジットカードはこちら。

  • イズミヤ
  • NCB商連
  • OC
  • Orico
  • セゾン
  • セディナ
  • ダイナースクラブ
  • ジャックス
  • 東急
  • トヨタファイナンス
  • 日専連
  • 三菱UFJニコス
  • UCS
  • UC
  • VISA
  • Master

なお、まとめ払いには対応しない場合もあるので事前確認をしてください。

国民年金の支払いでのポイント付与が未対応のクレジットカードはこの2つです。

  • ドコモ系クレジットカード(dカード、dカードゴールド)
  • 三井住友系クレジットカード

アメリカン・エキスプレス・カードは国民年金を支払いすることは不可となっています。ただしセゾンカードについては利用ができます。

クレジットカードを変更する方法

クレジットカードを変更したい場合は、「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」を提出します。

その後数週間後に「国民年金保険料クレジットカード納付のお知らせ」が届けば変更完了です。

ポイント還元率があまり期待できない場合は、よりポイントが貯まるクレジットカードへ変更をした方が実質的にお得になります。

国民年金は長い年月支払うものであり、決して安い金額ではありません。貯まったポイントでお買い物をしたり、ほかの支払いに使うことも可能です。

楽天カードなら100円=1ポイントと高還元率をほこり、貯まったポイントを楽天市場で利用することができます。

貯まった楽天ポイントは楽天Edyへも1ポイント=1円でチャージが可能。使い勝手のよさならやはり楽天カードをおすすめします。

>>【新規入会&利用で5,000円ポイントキャンペーン】楽天カード公式サイトはこちら

まとめ

国民年金をクレカ払いができることは知っていたけど、手続きしないままだったという方はこの機会に支払い方法を変更してみましょう。

いかに効率よくクレカポイントを貯めるかによって、実質的にお得になります。決して安くはない国民年金の支払いなので、還元されたポイントは自分へのご褒美にしちゃいましょう。

【年会費無料】ポイントがたくさん貯まる節約系クレジットカード

楽天カード

楽天カードは、数ある年会費永年無料カードの中で、還元率がいつでも1%の優良クレジットカード。

普段使いはもちろん、楽天市場での買い物なら常に2%の高還元率となり、楽天市場での買い物時には一番お得なカード。

新規入会&利用でもれなく5,000ポイントが誰でももらえます。

イオンカード

イオンモールを月に1度でも利用する方なら、「イオンカード」は必携のクレジットカードです。

電子マネーやキャッシュカード機能がついてるだけではなく、5%オフをはじめとしたイオングループ各店での様々な割引が適用になります。

もちろん、年会費は無料。

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