車に乗る人にとってガソリン代の高さは生活に大きな影響を与えてしまいます。
ガソリン代が一番安くなる方法は、「高還元率のクレジットカードで決済する」ということはすでにご存知かも知れませんが、そのほかにもお得な方法があります。
ガソリン代が1円でも安く、今よりもお得になる方法をまとめましたので、どれか1つでもご活用ください。
この記事の目次
セルフガソリンスタンドを選ぶ
今では当たり前のようにセルフガソリンスタンドが並びますが、まだ1度も利用したことがない方はぜひ使ってみましょう。
セルフスタンドは自分で給油しなくてはいけませんが、フルサービススタンドより1リットルあたり2~3円安く、50リットル給油した場合は100円以上安くなります。
窓ふきや空気圧のチェックなどのサービスが全て省かれるのでこのような安さは当然ですが、対人サービスが苦手な人にはこの点は支持されています。
給油に自信がない人でもたいていの場合は常駐スタッフが何かあればアドバイスをしてくれるので、あまり心配することはないでしょう。
現金カードより「プリペイドカード」を選ぶ
行きつけのガソリンスタンドがある方はプリペイドカードを利用すると予想以上に安くなるものです。
よく「現金会員価格」などと提示しているガソリンスタンドも多いですが、たしかに数円安く給油することができます。クレジットカードなどを使いたくない現金主義の方には最適な方法です。
ただ、現金会員カードを作るのならプリペイドカードの利用も考えてみましょう。たいていのガソリンスタンドではプリペイドカードを提供しており、1リッターにつき3円以上安くなることが多いので現金会員よりもさらにお得な場合が多いです。
「出光キャッシュプリカ」は残高をネットショッピングに使える
出光石油で利用ができるプリペイドカード「出光キャッシュプリカ」は、店頭やネットでのチャージが可能。実際に給油をしてみると変動はありますが、1リッターにつき3円前後安くなります。
たいていのプリペイドカードの残高は現金に換えることができず中途半端に残ってしまいますが、出光キャッシュプリカはネットショッピングに利用が可能。「ネット de プリカ」と連携させることでネット決済にすることができます。
プリペイドカードの欠点は磁気に弱く保証がついていない場合もあるので要注意。また、指定の場所でしか使えない場合も多いので、よく考えてから利用をしましょう。
結局、近くのガソリンスタンドに行った方が結果的に安くなる
少しでも安いガソリンスタンドへ行った方がお得だと考えるのは人間の心理であり、それが節約につながると考えるものです。
しかし、自宅から遠く離れたガソリンスタンドへ行くことは本当に節約になるのでしょうか?長い目で見ると、結局は近くのスタンドを使い続けることで無駄遣いがなくなるものです。
近所に「安い」と感じるスタンドへ通い続けることで、安くなるタイミングもわかるようになります。
【本命】高還元率のクレジットカードを使う!
クレジットカードで支払うことでガソリン代を1番安くすることができます。リッターから数円の割引を行い、さらにポイントを得ることもできるので結果的にお得になる仕組みになっています。
ガソリンスタンドが発行をしているクレジットカードのことを石油系と呼んだりもします。代表的な石油系企業はこちら。
- 三井石油
- コスモ石油
- ENEOS
- 出光興産
- 昭和シェル石油
- SOLATO
- キグナス石油
- エクソンモービル
石油系クレジットカードをおすすめする理由は、ガソリンが安くなること、年会費無料が多いこと、さらにロードサービスなどの付加特典がついてくるということです。
それぞれの特徴や違いをよく見比べて検討をしましょう。より賢い使い方をするならポイントの二重取りをするのが1番です。
「ENEOS Tカード」+「リクルートカードプラス」
「ENEOS Tカード」は1リットル2円引きで給油ができ、200円の支払いごとに1ポイントの「Tポイント」も付与されます。
支払いは現金ではなく高還元率の「リクルートカードプラス」でクレジット決済をすることで2%分の「リクルートポイント」が付与され、合計3ポイントを獲得できるようになります。
「リクルートカードプラス」は年会費2,000円がかかりますが、日常のお買い物での支払いなどでも利用することで結果的にお得になるります。貯まったポイントはPontaへ交換することができるので、ローソンをよく利用する人は便利かと思います。
「アップルPay」で支払う
新しいガソリンスタンドの支払い方法として「アップルPay」が加わりました。
ENEOSカードを持っていてアップルPayが使えるスマホを利用している方は、「ENEOSカードアプリ」をインストールするとクレジットカードを持ち歩かなくても簡単に支払うことが可能になります。
毎月の請求金額やポイントを確かめることができるだけではなく、もしもの時にGPSとロードサービスが連動されるという先進的なサービスが受けられるなど、これからも期待が持てる内容です。
この際にも、どのクレジットカードで決済するかがカギとなります。お得なクレジットカードを選びましょう。
あまり車を使わない人は「楽天カード」で支払ってお得!
通勤などで車を使わない人にとって石油系のクレジットカードをおすすめされても悩むものです。その場合はお手持ちのクレジットカードがよく利用するガソリンスタンドと提携をしていないか確かめてみましょう。
楽天カードをお持ちの方はENEOSが提携スタンドとなっています。そして、ガソリンの支払いに楽天カード決済をすることでお得なポイントが3つも得ることができます。
- 店頭で2円/リッター引き
- 楽天カード利用ポイント支払い額の1%付与
- 加盟店ポイント支払い額の1%付与
楽天カードでの利用ポイントのほかに、加盟店ポイントとして楽天スーパーポイントがもらえるまさにW取りが簡単にできるのでぜひ検討をしてみましょう。
楽天カードのお申し込みは、ポイント還元率が最も高いキャンペーンページからのお申し込みがお得です。
「楽天カーライフアプリ」でポイントを貯める
「楽天カーライフアプリ」をダウンロードすると、楽天ポイントが貯まるガソリンスタンドに絞って検索をすることができます。
ENEOS以外にも出光などの加盟店なら1リットルあたり1ポイントが付与されるなどたくさん見つけることができます。お出かけの際にもくまなくチェックをしましょう。
また、アプリ限定の「チェックインポイント」も付与されるので利用しない手はありません。
燃費を上げるための10個の心がまえ
今乗っている車をより燃費を上げる工夫を1つづつ行うことでガソリン代の節約につながります。また故障を防ぐことにもつながるのでぜひ行ってみましょう。
満タンに給油しない
実はガソリンはいつも半分程度に給油することで車体自体を軽くすることができます。大きな車であればあるほど満タンに給油することでどんどん重くなってしまいます。
給油する際は「満タン」を選ばずに値段で指定した方が毎月の金額を計算しやすくなるのでおすすめです。
重い荷物を積みっぱなしにしない
車の燃費を上げるには車体を軽くすることがポイントです。ガソリンもそうですが、ついつい積みっぱなしにしてしまう荷物はないでしょうか?
1kg重くなるごとに0,05%燃費が悪化と言われており、それよりも重い荷物は少なからず影響を与えてしまいます。この機会に車の中を調べてみてください。
エコドライブをする
ガソリンの燃費に最も影響を与えるのは運転方法です。急発進をしたり無駄にふかしてしまうことでガソリンをたくさん使うことになります。
穏やかなエコドライブを心がけるだけで燃費は上がり、安全運転にもつながります。
アイドリングストップをする
できるだけこまめにエンジンを切ることを心がけることもガソリンの無駄遣いを減らします。10分間のアイドリングで0,13リットル程度使ってしまうと言われています。
さらに環境にも優しくなります。
エアコンは必要最低限に
エアコンをどのくらい使うかもガソリンに影響をもたらします。また、発進をする際に最もガソリンを使うので、この時だけでもエアコンを切るとスムーズに発進ができて節約になります。
空気抵抗を減らす
車の空気抵抗をいかに減らすかでも燃費は変わります。とくにアウトドアスポーツが好きな方はルーフキャリアを付けるひとが多いですが、これを外すだけでも市街地では1%程度燃費はあがります。
タイヤの空気量を適正に保つ
タイヤの空気圧を適切な数値に保つことで走行時も安全運転ができます。適切数値から空気圧が減ってしまうだけで消費燃費が上がってしまいます。
国産車の場合、車の適切空気圧は運転席のドアの開口部に貼られています。その値を目安にして月に1度、最低3ヶ月に1度程度はチェックをしましょう。
エコタイヤを選ぶというのも燃費率上昇につながるのでこちらも考えてみてください。
エンジンオイルの交換
エンジンオイルの粘度が上がったまま走行を続けるとエンジンオイルの抵抗が上がり、燃費の悪化につながります。
5000~10000kmまたは6ヶ月に一度は交換するようにしましょう。
お出かけ先のガソリンの相場を調べておく
車でお出かけをする際には、あらかじめ給油ポイントを決めておきましょう。とくに行楽スポットでははガソリンの相場が高騰するために注意が必要です。
できるだけそういった場所を避けるために前もって調査をしておきましょう。できるだけいつもと同じ系列のガソリンスタンドを使うことでポイントが貯まります。
高燃費エコカーを選ぶ
極論を言えば、電気自動車にしてしまえばガソリン代はかかりません。しかし電気自動車の車両価格はまだまだ安くなく、すぐに買えることは難しいです。
ただ、これから車を買う予定がある方はエコカーと呼ばれるハイブリッド車などに目を向けてみてください。たとえばトヨタのプリウスは36km/リッターと高燃費です。
ご自分の予算やライフスタイルに合うものを長い目で見て考えましょう。
まとめ
ガソリン代はまだまだ安くなる気配がありませんが、生活する上では必要不可欠なものです。1円でも安く、付加サービスやポイントがどのくらいあるのかが重要ポイントです。
現金で支払うよりはほかの方法を使った方がやはりお得ですね!
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