新幹線は早くて便利ですが切符代の高さが最大のネック。ここでは新幹線の切符代を安くする12個の方法をご紹介します!
とくに東京ー大阪間をよく利用する方は最大3,640円も安く乗る方法が見つかりますよ。
この記事の目次
- 1 【基本】閑散期の自由席を選んで200円お得!
- 2 学生なら「学割」と「往復割引」の併用で3割安く!
- 3 3,640円もお得!東京ー新大阪間なら「ぷらっとこだま」を使う
- 4 スピーディに大阪へ行くなら「のぞみ」より「ひかり」を選ぶ
- 5 「エクスプレス予約」の利用で最大2,370円お得!
- 6 短期間の利用なら回数券で760円お得
- 7 JR東日本の利用なら「えきねっとトクだ値」を利用する!
- 8 「モバイルSuica」を使って切符代をより便利で安く!
- 9 株主優待券で最大50%オフで乗る
- 10 50歳以上なら「大人の休日倶楽部ミドルカード」で5%オフ
- 11 60歳以上なら「大人の休日倶楽部ジパングカード」でいつも20%オフ
- 12 「宿泊セット」を買ったほうがたとえ宿泊しなくても安い場合がある
- 13 まとめ
【基本】閑散期の自由席を選んで200円お得!
新幹線の切符代は1年中同じ料金だと思っていませんか?実は、GWやお盆、お正月などの繁忙期は通常料金より200円高くなります。
東京ー大阪間の通常料金は13,620円(のぞみの自由席)ですが、繁忙期を選ぶだけで200円高い13,820円へとなってしまいます。
200円安い閑散期の時期
閑散期は毎年変動されますが、だいたいこの時期が閑散期となっています。
1月16日~2月末まで、6月・9月・11月1日~12月20日の期間の月~木曜日(ただし、祝日及びその前日と振替休日を除く)。金曜日は閑散期に入らないので注意が必要です。
これ以外の期間が通常期や繁忙期となっています。閑散期なら自由席にスムーズに座ることができ、混雑を避けられるメリットも得られます。
自由席を選んで830円安く!
当然ですが指定席よりも自由席を選んだ方が安くなります
東京ー新大阪間まで、のぞみの指定席を選ぶと14,450円かかりますが、自由席なら13,620円と830円も安くなります。
また、子供料金についても小学生以下の子供でも半額の7,225円がかかりますが、自由席に乗れば無料となります。小学生未満のお子さまなら自由席を選んだ方がお得です。
学生なら「学割」と「往復割引」の併用で3割安く!
新幹線の切符代を安くするための基本的な方法ですが、新幹線の割引制度は忘れずに利用をしましょう。
- 往復割引
- 学生割引
- 乗継割引
- 団体割引
- 障がい者割引
この中では併用できるものもあり、例としては学生割引と往復割引を一緒に利用するだけで通常料金より3割程度安くすることができます。
たとえば、東京ー新大阪間なら通常料金13,620円(のぞみの自由席)が学割で11,870円へと2割安くなります。ただこの場合での往復割引は距離(片道601km)に適応しないため利用ができません。
新大阪を過ぎた「朝霧駅」で降りれば適応され、90円お得となりますが得策ではないと感じた場合は学割以外でも安くなる方法を探すべきです。
3,640円もお得!東京ー新大阪間なら「ぷらっとこだま」を使う
東京から新大阪へ行く場合に限定されますが、JR東海ツアーズが提供する「ぷらっとこだま」を利用しない手はありません。
名前の通りのぞみではなく「こだま」を利用する方法なので片道4時間ほどかかってしまいます。このように時間に余裕を持つ必要がありますがおすすめするポイントはこちら。
- 3,640円安く乗れる
- ドリンク付き
東京ー新大阪までの料金は通常期では14、140円ですが、ぷらっとこだまを利用するだけで3,640円もお得な10,500円で乗車が可能になります。
さらに「1ドリンク付き」という特典もついています。500mlのペットボトルまたは350mlの缶ビールに交換できる引換券がもらえるのは意外と嬉しいものです。
ただし、繁忙期になると2,000円程度しか節約できず、席を選ぶことができないことや予約の変更ができないなどのデメリットもあります。
それを踏まえてもかなりお得だと感じる方はぜひ利用をしてみましょう。
スピーディに大阪へ行くなら「のぞみ」より「ひかり」を選ぶ
東京から大阪へ行く新幹線は「のぞみ・ひかり・こだま」の3つから選ぶことができます。
1番早いのは「のぞみ」ということが知られていますが、実はこの「のぞみ」を選ぶことで切符代は高くなります。
のぞみの指定席の料金は14,450円となっていますが、「こだま・ひかり」を選ぶだけで310円安い41、140円となります。
「こだま・ひかり」なら、「ひかり」を選んだ方が所要時間もさほど変わりません。「こだま」を選ぶなら先ほどご紹介をした「ぷらっとこだま」を利用した方が断然お得です。
「エクスプレス予約」の利用で最大2,370円お得!
新幹線を頻繁に利用する人は「エクスプレス会員」になることをおすすめします。会員になるには年会費1,080円がかかりますが、何度も乗る人はすぐに元が取れてしまいます。
「エクスプレス会員」で得られる5つのメリット
- ネットで簡単に予約ができる
- 予約の変更は何度でも無料で行える
- チケットレスでスムーズに乗車が可能
- いつでも会員価格で予約ができる
- 早期の予約でさらにお得
エクスプレス会員で実際に東京ー新大阪間の席を繁忙期に予約すると14,650円が13,370円へと1,280円安くなります。会員なら繁忙期でも会員価格で乗車ができる点も大きなメリットです。
何よりもみどりの窓口で並ぶ必要もなく、当日もICカードで簡単に入場ができるのでチケットを失くす心配もありません。
「EX早特21」ならのぞみが断然安くなる
21日前までに予約が可能な「EX早特21」を利用することで、東京ー新大阪までののぞみがなんと11,000円で乗車可能。通常料金より3,650円も安くなります。前もって予定がわかる結婚式や旅行の際に利用するとお得です。
「EX早特21」以外にも「EXのぞみファミリー早特」は週末に2人以上で利用する場合にお得になり、3日前までに予約をすると1人片道12,340円になります。
2人以上なら「EXこだまファミリー早特」で9,900円に!
また「EXこだまファミリー早特」を選ぶと1人片道9,900円になります。のぞみではなくこだまへの乗車になりますが、2人以上での利用はこちらが1番安くなります。
ご家族連れでの旅行の計画ができたらこの方法を利用するとかなりお得になります。
短期間の利用なら回数券で760円お得
一定期間の間に新幹線を利用することになった場合は、回数券の利用を考えてみましょう。
6枚つづりでの販売、3ヶ月以内という有効期限などの条件つきですが、東京ー新大阪までの回数券は82,140円となっており1枚あたり13、690円になります。
通常の指定席の料金は14,450円なので760円お得になる計算です。
回数券は金券ショップで買うと安い
このような回数券は金券ショップでも見つけることができます。中には1枚あたり13,500円と、窓口よりも100円以上安く買うこともできます。6枚つづりなので600円以上お得な計算になります。
ただし「のぞみ」のみなどと新幹線が選べなくなるので気をつけましょう。
JR東日本の利用なら「えきねっとトクだ値」を利用する!
「えきねっとトクだ値」はJR東日本が提供する割引サービスです。
東北新幹線・北海道新幹線・上越新幹線・北陸新幹線での利用が可能、1ヵ月前から指定席の予約ができるものです。ここから予約をするだけで通常料金より10~35%オフになるのでかなりお得です。
学生なら「学割サービス」の利用で20%オフになります。
たとえば、東京ー新青森までは通常料金17,350円ですが、えきねっとからの予約で13,010円と4,340円もお得になります。
最大6人まで予約が可能という点も便利です。
「モバイルSuica」を使って切符代をより便利で安く!
先ほどのお伝えした「えきねっと」の利用をする時もそうですが、JR東日本の新幹線に乗るなら「モバイルSuica」から予約をするだけで安くなります。
「モバイルSuica」はおサイフケータイ機能がついている携帯やスマホをお持ちの方なら誰でも利用が可能。
たとえば、東京ー金沢間は通常料金13,920円ですが、モバイルSuicaから予約をすると540円安い13,380円となります。
乗車時も改札機に携帯やスマホをタッチするだけなので、切符を買って乗車するよりスマートな利用が可能になります。
株主優待券で最大50%オフで乗る
意外な使い方がたくさんある「株主優待券」ですが、新幹線の切符代も安くすることができます。
東京ー新大阪までの切符代を安くしたいのなら「東海旅客鉄道の株主優待券」を購入しましょう。1枚につき20%オフになり最大2枚まで利用ができるのが特徴。
このような株主優待券は、金券ショップやオークションサイトで探すと見つけることができます。なので株主ではない人でも利用することができます。
こういった株主優待券はほかの管轄で利用ができるものも多数販売されています。株主優待券を利用する方法で最も安くなるのが「西日本旅客鉄道(JR西日本)の株主優待券」です。
なんと1枚で最大50%オフまで値下げすることができます。乗継割引との併用はできませんが、運賃、特急券、急行券、グリーン券、指定券に対して利用が可能。
こういった株主優待券は窓口へ出向かなくてはいけない点がデメリットですが、使い方によってはかなり安くなるので探してみるのもひとつの手段です。
クレジットカード払いでポイントをゲットする
新幹線の切符代は安くなっても往復で1万円以上は必ずかかります。このような高額の切符代の支払いはクレジットカード払いを選びましょう。
たとえば楽天カードを利用すると1円につき1ポイントが貯まるので、1万円ごとに10,000ポイントをゲットできます。新幹線の切符代はやはりクレジットカード払いにすべきですね。
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50歳以上なら「大人の休日倶楽部ミドルカード」で5%オフ
50歳以上の方なら「大人の休日倶楽部ミドルカード」を利用するとJR東日本・JR北海道の切符代がいつも5%オフになります。
ただし片道・往復・連続で201km以上の利用、繁忙期は使えないなどの条件がありますが、旅行が好きなご夫婦ならおすすめのクレジットカードです。
60歳以上なら「大人の休日倶楽部ジパングカード」でいつも20%オフ
60歳以上ならさらに切符代がお得になります。
「大人の休日倶楽部ジパングカード」というクレジットカードに加入をすると、JR東日本・JR北海道の切符代がいつでも20~30%オフで利用ができます。
ほかのJR路線も20~30%オフになり、回数を重ねるほどより安く利用ができるシステムとなっています。
ただし、女性は60歳以上ですが男性は65歳以上という条件となっています。
「宿泊セット」を買ったほうがたとえ宿泊しなくても安い場合がある
ビジネスマンの出張でホテルなどを利用される方は「宿泊セット」がお得です。新幹線とホテル代がセットになっているものですが、かなりお買い得になる場合が多いので要チェックです。
中でも日本旅行が提供する「新幹線ホテルパック」が便利で安いと人気です。
たとえば、東京ー新大阪への往復切符とビジネスホテル1泊のセットを探してみると、安いものなら20,700円というものが見つかります。
この値段、実は往復割引を利用した新幹線代37,980円よりも安いんです!
よって、たとえそのホテルに宿泊をせず友人の家に泊まる場合でも、こちらの「新幹線ホテルパック」で購入をした方が断然お得ではないでしょうか。
ただし繁忙期は値段が高騰するので、色々な手段を見比べて1番安い方法を探すのが最善です。
まとめ
今まで新幹線の切符はその当日に切符売り場や窓口で買っていたという方は「こんなに安くなるの!?」と驚かれたのではないでしょうか。
しかも並ぶ手間が省けて改札機をスムーズに抜けることができれば、ストレスがかなり軽減できますね。
安くするだけではなく、より快適に使うことがポイントです。これから新幹線を利用する方は自分にとって便利な方法を見つけてください。
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