通勤や通学で毎日電車に乗る人にとって、定期券の購入がとても大きな出費ですよね。定期券を買っている時点でお得だと思っている方が多いようですが、実はもっと!安く購入する方法や裏ワザがあるんです。
そこで、このページでは、通勤通学定期券を1円でも安く買う8つの方法をご紹介します。
職場から支給される定期券代をちょっとでも浮かせることは可能です!浮いたお金を有効活用してくださいね。
この記事の目次
【裏ワザ】私鉄の場合は回数券を買う
JR以外の私鉄を利用する場合は定期券では元が取れないことがあります。なので、定期券購入がお得であることを鵜呑みにせず、回数券の方が特になる場合は、回数券を購入することをおすすめします。
回数券は10回分の料金で11回分乗ることができます。バスの場合でも回数券の利用をした方がよい場合があるので料金の差を見比べてみましょう。
また、時差回数券や土休日回数券というものもあり、利用する日が平日の日中や土日などに限定されている場合はこちらもおすすめです。
この場合は乗車時間に注意をして利用する必要があります。時差回数券は平日10時〜16時に改札口を入場をする、土休日回数券は土曜、日曜、国民の祝日や休日や12月30日〜1月3日の終日での利用となっています。
【裏ワザ】クレジットカード決済を分割払いにしてお得
6ヶ月定期券はとても高額です。先ほどの例では8万円以上にも及ぶ金額になってしまいます。
「そんな現金など持ち合わせていない!」という人でも安心の支払い方法を利用しましょう。その方法は、「あとから分割」という方法です。
まず、定期券の支払い方法をクレジットカード決済にします。この時は一括払いしか選べません。
「そんな大きな金額なんて一括で支払えない」という方でも大丈夫。あとから分割払いに変更してしまえばいいのです。
手数料はかかりますが、それを含めても1ヶ月ごとに定期券を買い続けるよりお得なんです。
たとえば先ほどご紹介した「東京⇔横浜間」の6ヶ月定期券87,350円をクレジットカード決済にし、あとから6回払いに変更したとします。
そのクレジットカード会社の金利手数料が14%だとすると3,582円がかかるので総支払額は90,932円になります。
それでも毎月ごとに購入し、半年で100,500円を支払うよりも9,568円お得ということです。さらにクレジットカード会社からポイントが付与されることで2重にお得になります。
ただし、クレジットカード会社によってはあとから分割にすることができない場合もあるので、事前に確認をして行ってください。
また、ポイントの還元率の違いも大きな誤差があることがあります。どのクレジットカードを使った方がよりお得なのかを検討してみてください。
関連記事【クレジットカード払いでお得に買い物】カード払いの達人が選ぶ年会費無料の厳選クレカ(2019年版)
【裏ワザ】(JR限定)分割券購入をする
JR路線で2区間に分けて定期券を買うと安くなる場合があります。これはJRの運賃体制が距離に比例していないことから料金の誤差が生じていることが原因となっています。
たとえば、横浜から池袋まで湘南新宿ラインを利用した場合の乗車券は640円かかります。
しかし別のルートを調べると、横浜から品川へ行き、そこから山手線を利用をして池袋を目指す方法もあります。この場合は横浜→品川まで290円、品川→池袋までは260円となります。
つまり290円+260円=550円となり、最初の運賃よりも90円安く乗ることができることがわかります。
これには「特定区間運賃」とうシステムが関係しており、JRが定めた区間であればどの経路を利用しても短い距離の運賃が利用できます。
定期券にも反映するので、ご自分の区間で分割券購入をした方がお得かどうかぜひ1度調べてみてください。
【裏ワザ】LINE PAY(ラインペイ)のお得なキャンペーンの時に買う
定期券の新しい購入方法として広まりつつあるのが、ラインペイを利用するということです。
ラインペイ(LINEPay)というものは、スマホアプリのLINEが提供をするおサイフケータイサービスのことです。
銀行かやコンビニからチャージをしておくと利用ができるものですが、付加ポイントがすごい!と話題になっています。
あるキャンペーンでは100円の利用で4ポイントが付加されています。このチャンスを狙って定期券を買うという方法を裏ワザとしておすすめします。
参考LINE Pay
【裏ワザ】株主優待を利用する
大手の私鉄の株主になるとなんと、半年間全線乗り放題というものが利用できるんです。これは大きな金額の株を購入しなくてはいけないので、手軽な方法ではありません。
しかしある裏ワザを使うと「株主優待証」をゲットすることができます。それはオークションサイトです。
オークションを利用して株主優待証を手に入れると、トータルでお得になる場合がありますので、チェックをしてみてください。
【基本】1ヶ月分よりも6ヶ月定期券を買う
一般的なことですが、定期券は1ヶ月ごとに買うよりも6ヶ月分を選んだ方が断然お得です。
例)東京⇔横浜間の定期券の場合(JR利用の場合、往復基本料金は464円)
1ヶ月分:16,750円
6ヶ月分:87,350円
なんと6ヶ月定期券の方が16,700円もお得です。毎月16,750円を支払っている場合は半年で100,500円となり年間201,000円となります。
一方6ヶ月定期券の場合は年間174,700円となり、年間26,300円もお得になります。
6ヶ月定期券は1年に2回だけ買えばいいという点もとても楽ですね。
【基本】できる限り長い距離の定期券を選ぶ
同じ金額を払うのなら長い距離を乗った方がお得です。いつもの定期代でどこまで行けるのかを調べ直してみると、意外ともう2駅くらい行けることがあるんです。
また、できるだけ多くの駅に途中下車できるように工夫をして定期券を買うといつもとは違う行動範囲が広がります。
家と会社だけの往復に使うのではなく、ほかの利用用途を考えていくことでもっと有効活用ができます。
会社帰りに趣味の教室へ通ったり、グルメ探訪をするのも楽しいのではないでしょうか。
【基本】乗り換えをする場合は鉄道会社を2社以内にする
JRと私鉄を組み合わせて乗る場合はそれぞれの定期券を買うことになります。これが3社以上の場合になると毎月の定期代がとても高くなってしまいます。
鉄道会社が変わるたびに初乗り運賃が発生します。このことが乗り換えによって運賃が高くなる原因となっています。まずは2社以下におさえる交通手段を考えましょう。
JRと私鉄の組み合わせの場合は、JR区間の方を長めにするのがお得にするコツです。
私鉄の方がお得のように感じている方もいますが、できるだけJR1本におさめるようなルートを検索してみましょう。
定期券購入で大幅ポイント還元があるクレジットカードを使う
私鉄では、定期券購入時に大幅ポイント還元が行われるクレジットカードを発行しているケースが多く、これらを活用すると「定期券が実質1万円オフ」になったりします。
例えば、東急線が適用となる東急カード
上の公式サイトを見ていただくとわかりますが、カードを申し込み利用するだけで、最大11,500円分のTOKYU POINTがたまります。
続いて、小田急線が適用となる小田急カード
上記のバナーではわからないのですが、公式サイトでは定期券購入キャンペーンを実施しています。
なお、全ての私鉄に対象クレジットカードがあるわけではありませんが、ご自身が利用される沿線にポイント還元があるクレジットカードをリサーチしてみると思わぬ発見がありますよ。
まとめ
たかが定期券のようですが、いつもと違う角度から見ることで1円でも安く買う方法が出てくるものです。
定期券が家計に圧迫している人はこの機会にぜひ見直しましょう。1ヶ月単位で考えず、1年間でどのくらいお得になるのかを考えることが大きなポイントです。
浮いたお金を趣味や習い事に使うのもいいですね。ご自分にとってプラスになる使い道を考えてみましょう。
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