この記事は、「一斉休校中の新小学一年生に進研ゼミ小学講座は効果的なのか?」という内容を100%実体験で紹介しています。
さて、、、
コロナウイルスの影響で小学校は一斉休校。
ここ大阪でも4月10日現在、入学式は行っているものの、本格的な授業は行えていません。
正直なところを言うと、中学生や高校生とは違い、小学1年生の学力は、仮に授業が1ヶ月や2ヶ月無かったとしても、学力への影響はほとんどないかなって思っていました。
ところが、最近少し心配になってきたことがあります。それは、周りの子供たちの行動です。
ちらほら聞こえてくるのが、
- 授業がないから自宅で少しずつ勉強しているの。
- オンライン教材を使って「ひらがな」とか「計算」をさせているの。
おいおい!フライングじゃねーか!
やはり、自分の子供が学力で遅れを取らせたくないと思うのが親心。
周りの子供たちが遊び呆けている間に、コツコツ積み上げさせて、スタートダッシュさせようと言う魂胆です。
やばい!うちも始めなきゃ!
と言うことで3月から進研ゼミ小学講座をスタート。
この記事で2020年4月から新小学1年生になる我が家の長男が受講を開始した進研ゼミ小学講座について、リアルな感想を紹介します。
一斉休校明けにスタートダッシュさせたい方は必見ですよ笑
数ある小学生用の市販学習教材の中から進研ゼミ小学講座を選んだ理由
まずは進研ゼミ小学講座を選んだ理由から。
オンライン学習が盛んになってきた現在、小学生向けの通信教材はたくさんあります。
有名なサービスだと、
- Z会
- スタディサプリ
- スマイルゼミ
など誰もが一度は聞いたことがあるサービスもたくさんあります。そんな中、私が進研ゼミ小学講座を選んだ理由は次の通りです。
圧倒的に利用者が多い
進研ゼミ小学講座の入会者数は他のサービスの比ではありません。
2019年4月に進研ゼミ小学講座を利用している小学生の数は約124万人です。
小学生全体の人数が600万人程度であることを考えると、5人に1人が進研ゼミ小学講座を利用している計算になります。
(べセッセグループの公式発表では4人に1人の割合との計算結果があるようです。)
こんな割合で利用されている通信教材なんて他にありません。
それに、利用者が115万人だった2016年からは毎年利用者が増えてきており、おそらく「コロナ特需」の影響で2020年は大幅に会員数を伸ばすことになるでしょう。
利用者が多いと言うことは、それだけ利用者に支持され、そして口コミが口コミを広げている状態。
利用する決断に至った理由として、「利用者が多い!」と言うのは一番大きかったですね。
悪い口コミが少ない
上記と関連しますが、ユーザーの口コミを調べたところ「悪い口コミ」がかなり少なかったのも安心できるポイントでした。
通常、通信教材というのは少なからず「イマイチ」というネガティブな口コミがあるものです。
それは、「その教材を子どもが主観で判断するため」です。どれほど素晴らしい教材であっても、子どもたちにとって、「進研ゼミってイマイチじゃん!」と評価されたら、その親御さんは「うちの子供には合わない」という評価になります。
確かに、多少はそう言った評価もありましたが、全体数としてはとても少なかったですね。
- チャレンジタッチが使えるから子どもが嫌がらずに勉強できている
- イラストが多く、わかりやすい問題が多い
- 勉強を飽きさせない工夫がある
このように「良かったー!」という評価の方が圧倒的に多かったのも申し込みの決め手となりました。
デジタル(チャレンジタッチ)と紙教材が選べる
進研ゼミ小学講座の最大の魅力は「チャレンジタッチ」というデジタルタブレットで勉強できることです。
iPadのような専用のタブレットを活用し、全ての教材が学習できる仕組みです。
紙教材より楽しさがありますので、2019年時点のチャレンジタッチ利用者は100万人を超えるなど、利用者はどんどん増えています。
ただ、デジタル学習にはメリットだけではなくデメリットもありますよね。
例えば、「学習の成果が見えづらい」や「遊び重視になってしまう」と言った点です。
ただ、これは子供の性格によって変わってきますので、どちらが良いとか決めることはできません。
進研ゼミ小学講座は子供の性格や親の考えに対応するように、「デジタル教材」と「紙教材」の選択が可能です。これはとても嬉しい。
我が家は最終的に「紙教材」を選択しました。
最終的にチャレンジタッチに変更する可能性もありますが、今のところは紙教材の方が勉強しやすく、楽しみながら学習しているので選択は間違っていなかったと思っています。
楽しみながら勉強できる工夫が多い
チャレンジ一年生の教材の中身は、とにかく「楽しみながら勉強できる工夫が多い!」という特徴があります。
特にチャレンジタッチを使った学習は飽きっぽい子供にも最適な学習ツールであり、紙教材のチャレンジ一年生でも我が家の長男は楽しく勉強できています。
どうして、このように子供を引きつける教材を作ることができているのかを考えてみたのですが、それは過去の実績や膨大な経験値に基づくPDCAによるものだと思います。
4・5人に1人の割合で利用者がいる進研ゼミ小学講座は、多くの小学生や親御さんの声を集め、毎年改良を加えているようです。
それが「子供を引きつけるNo. 1教材」に押し上げているのでしょう。
教材費が結構安い
利用料は月額2980円です。
どうです?これかなり安くないですか?1日あたり約100円です。
この教材には国語・算数・英語などの基本教材に加え、サイエンスやプログラミングに関する内容が含まれています。
本屋の学童参考書コーナーをみてもこの値段で全ての教材を賄うのは無理でしょう。
価格が安い理由は、「利用者が多く、スケールメリットがあるから」です。確実に100万人以上に販売できると分かっていたら低コストで良い商品が作れますからね。
それに、今はコロナの影響で進研ゼミ小学講座は1ヶ月限定でも利用ができるようになっています。
このサービスにより申し込みが殺到し始めているので、入会したい人は急いだ方が良いですね。
ではここからは進研ゼミ小学講座を使って感じたことを忖度なしでリアルに紹介します。
進研ゼミ小学講座を実際に使って勉強している長男をみて感じたメリット&デメリット
上記で紹介したポイントについては、実際に受講したあとでも感じていることではありますが、それ以外にも感じたメリットやデメリットを紹介します。
【デメリット】幼児教室に通っていた子供には簡単
これはチャレンジ1年生4月号だからかもしれませんが、問題が少し簡単だったような気がしますね。
初めての1冊が難しいと子供のやる気がなくなりますので、あえてこのレベルなのだと思いますが、率直な感想としては少し簡単だなと感じました。
ただ、我が家の長男は幼児教室的なところに通っていたので、そう感じたのかもしれません。
そのため、修学前に幼児教室や他の通信教材を取り組んでいた方は、特に、少し簡単に感じると思われます。
シールが多い
これはメリットとかデメリットとかの判断ではなく、とにかく「シールが多い」という印象です。
- 問題を解いたらシールをペタ!
- ページが終わったらシールをペタ!
- 他の教材にもペタ!
これはこどもちゃれんじでもほぼ同じでしたので、その流れを組んでいるような気がしますね。
シールって子供は漏れなく大好きです。つまり「子供のやる気を引き出すための手法」として利用されているのでしょうね。
「シール好き」にはテンションが上がる教材です。
親向けの解説書があるから正しく子供に教えられる
小学1年生って自分だけで勉強は進められません。必ず親のサポートや教えが必要です。
もしかして、
「小学1年生の勉強なんて、誰でも教えられるよ!」
って思っていません?もちろん、誰でも解ける問題です。ただ、教える方法というのは意外とわからないものです。
「12−5は?」
この問いに対し、「7に決まってるじゃん!」っていうのはおバカです。
答えだけ教えてもダメで、大事なのは解き方ですよね。解き方を教えてあげなければいけません。
では解き方はどう教えれば良いのか?
その方法は同封されている「進研ゼミ小学講座 保護者通信」という教材を見れば答えが載っています。
「小学1年生の勉強の教え方なんて本を見るまでもないよ!」って方が大半だと思いますが、学校の教え方の違いがあると子供は混乱しますから、参考に目を通しておくと安心できますよ^^
飽きっぽい長男が飽きずに勉強できている
- シールの効果なのか。
- タブレットタイプのチャレンジスタートナビの効果なのか。
- 教材の親しみやすさなのか。
理由は分かりませんが、長男は楽しそうに教材をやり進め、結果的に10日ほどで全テキストをやり終えてしまいました。
本当はもっとじっくりと取り組んで欲しかったのですが、子供のやる気が変わらない間に教材をやり進めさせることができたのは良かったと思っています。
学校の教科書と違い、随所に楽しさが散りばめられているので、ほとんどのお子さんは飽きずに取り組めるのかなと思います。
これも全てベネッセコーポレーションの数十年の歴史があるからなのでしょうね。
毎日15分の学習で無理なく1ヶ月分が終わるから負担が大きすぎない
「スタートした当初は楽しくてどんどん勉強するけど、次第に手付かずの教材が机に積み上がっていく。」
これは通信教材あるあるですよね。
最初は頑張るんですけど、次第にそのテンションが下がっていき、最後は「単にお金を払っているだけ」の状態になっていくのは誰しもが経験したことがあるでしょう。
教材ってボリュームが多すぎると続かないのが定説です。勉強することが重荷になり、次第にやめていく。
これが通信教材の永遠の課題です。
勉強って瞬間最大風速ではなく、低空飛行での長期間の持続が重要ですので、やる気がなくならないように、適度なボリュームが理想です。
進研ゼミ小学講座は1ページが15分、早い子なら10分以内で終わりますから、夜の空き時間にさくっと勉強することも可能です。
多すぎず、少なすぎず、ちょうど良いボリュームですよ。
小学1年生なら進研ゼミ小学講座で十分だった
小学校に入学前に自宅学習用教材をいくつか買いました。
うんこドリルなど有名な教材です。これらを並行して子供と一緒に勉強していたのですが、今考えてみると、「教材は進研ゼミ小学講座だけで十分!」と感じています。
- 国語
- 算数
- 英語
- 理科
など基本的な科目は網羅されており、しかもそれぞれの教材は分かりやすい。
変に他の教材を併用してたくさん取り組むより、チャレンジ一年生を重点的に取り組む方が良いかなって今は考えており、何度も取り組ませています。
その結果、今の長男の学力は一斉休校終了後の授業開始時においても、周りの生徒たちと同レベル(もしくは少し進んだ状態)で授業を受けられるかなと思っています。
まとめ
実は、進研ゼミ小学講座を申し込みする前は、少し否定的な考えを持っていました。
「ベネッセ」という名前のネームバリューだけで利用者が多いんでしょ。他の通信教材の方が良いかもしれないよ!
と妻に話していたものです。
ところが実際に利用してみると、利用している長男を見ていると、
ベネッセすごいじゃん!
って思っています。
今なら1ヶ月間だけの利用も可能なので、迷っている方はこの機会に試してみるのはいかがでしょうか。
なお、現在はコロナウイルス感染拡大防止による一斉休校&自宅学習推奨のため、進研ゼミ小学講座の申し込みが殺到しているようです。
そのため、迷っている方はできるだけ早めに申し込みしておく方が良いでしょう。
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