結婚式の費用の平均相場は300万円~350万円と言われていますが、このような大きな金額を負担するのは大変。
しかし、あるポイントを抑えることで100万円以上の節約に成功したり、なんと貯金がゼロでも結婚式を挙げることは可能です。
そんな結婚式・披露宴の費用を安くする10の方法をご紹介していきます。
この記事の目次
【基本】安くなる時期を狙う!
結婚式や披露宴を行う場合、招待客のことも考えて過ごしやすい時期を選ぶ傾向があります。とくに春や秋は気温も穏やかで涼しいために人気です。桜や紅葉の景色を利用したいと考える人多いという理由もあり、費用の相場がぐんとあがります。
中でも5月は1年のうち最も人気が集中するので、安く抑えたい人には向いていません。では安くなる時期はいつなのかと言えば真夏と真冬の時期です。
とくに1月と2月、7月と8月は費用を抑えたい人におすすめします。
- 1月・2月・・・寒さが最も厳しいために1年のうち最も安くなります。冬らしい演出をすることで式を盛り上げることができます。
- 7月・8月・・・最も暑い時期も安くなる傾向にありますが、軽い衣装で済むことや長期休暇を取る人も多いので招待しやすく、希望の日程を抑えやすいメリットもあります。
【基本】仏滅なら半額!割引対象日を選ぶ
結婚式や披露宴を安くするコツは、予約が集中する日や時間を避けることです。招待をする人たちの理解が得られれば基本プランからなんと50%オフの費用で行うことができるので、ぜひ検討してみましょう。
平日割引
身内だけで行いたい場合などは土日ではなく平日に行うと「平日割引」の対象となり、基本プランより40万円以上安い場合があります。予約が少ないためにとても格安で挙げることができます。
友人を招待したい場合はなぜ平日に行いたいのか、理解を得てから決定しましょう。「平日の夜なら参列できる」という人もいるのではないでしょうか。
仏滅割引
最も安くなるのが「仏滅割引」です。なんと50%オフの費用で行うことができるので、六曜を気にしなければこの日を選んでみてはいかがでしょうか。ただし参列する人たちの意見も考慮してから決めましょう。
ナイト割引
日中よりも夜を選んでお得にする「ナイト割引」を利用する人も増えています。「会社帰りに参列できた方が嬉しい」という意見もあり、招待客からも支持されています。夜ならではの演出が行えるのも大きなメリットです。
大型連休割引
GWやお盆などに行うと「大型連休割引」が利用できます。地元に帰省してくる友人を招待したい場合は便利でお得になります。
直前割引
早期に予約することでお得になる割引もありますが、反対に3ヶ月前から予約をすると「直前割引」の対象となります。授かり婚で行う場合は「おめでた婚割引」と呼ぶこともあります。
テクニックを駆使して値下げ交渉をする
式を挙げたカップルの3組に1組が値下げ交渉を行っています。そのうちの8割は値下げ交渉に成功をし、半数以上のカップルは10万円以上の費用を節約しています。
値下げ交渉を上手に行うコツを抑えてぜひチャレンジしてみましょう。
まず、式場の見学に行った際に記載をするアンケートには、実際の予算よりも少ない金額を書いておきます。そして、プランナーにはオプションも追加をしたフルスペックの見積もりを立ててもらうのがポイント。
わざわざ高い予算にすることでプランナーも値下げをせざるを得なくなります。希望の金額に見合った予算になるまでどんどん値引き交渉をしていきましょう。
この時、招待客の人数は前もって明確に把握しておかないと後から人数を追加するだけ予算が跳ね上がってしまうのでご注意を。
オプションは付けない!
できる限り予算内に抑えたいのにどうしてもオーバーしてしまう場合は、後から付けたオプションを見直しましょう。やりたい演出のみを残して1度全て省いてみてください。そしてやはり必要だと思うものだけを付け足してみましょう。
ちょっとした裏ワザとしては、新郎新婦の料理は最初の1品だけにしてしまうのも手です。結局忙しくて食べられないことが大半なので考えてみましょう。
コネを使って10万円引き!社員割引を狙う
結婚式場で働いている知り合いがいれば紹介してもらうと割引をしてもらえることが多いです。式場の社員以外でも、出入りしている業者でも紹介してもらうことで、10万円程度安くなることがあります。
友人や知り合いなどに対象者がいないかよく探してみてください。
結婚式の費用をクレジットカード払いにしてお得
式場によっては結婚式の費用をクレジットカード払いにすることができます。現金で支払うよりもポイントを貯めることができるのでおすすめです。
結婚式の費用は挙式から数日前までに8割程度を納め、残金を結婚式当日に支払うことが一般的です。自己資金がなくご祝儀でまかなうことを考えている人は支払うタイミングがズレてしまい失敗することがよくあります。
このような場合でもクレジットカード払いをすることで実際にお金が引き落とされるタイミングをずらすことができるので、ご祝儀をもらった後に支払うことが可能になります。この方法によって気持ちにも余裕ができますね。
ただし大きい金額となる場合は利用限度額を前もって上げておく必要があるので、確認をしておきましょう。新婚旅行の代金もクレジットカード払いをすることでさらにポイントを貯めることができます。
楽天カードならご利用可能額の一時的な増枠が可能です。現在の利用限度額が50万円であれば2倍の100万円まで増額することができます。
引き出物や新婚旅行代金はカードで支払い、結婚式費用は銀行振込で支払う方も多いです。
限度額いっぱいまでカード払いが最もお得な支払い方法なので、結婚式前にあらかじめ還元率が高くて年会費無料の楽天カードを作っておくといいですね。
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5万円お得に!アイテムは自分で制作する
結婚式や披露宴で使うアイテムはたくさんあります。これを自分で手作りをすると5万円以上の節約をすることができます。式まで時間がある人はぜひ挑戦してみましょう。
自分で作ることができるアイテムの例。
- 招待状
- 席次表
- 座席
- ウェルカムボード
- メニュー表
- 結婚報告はがき
- リングピロー
- ブーケ
- プロフィールビデオ
- プチギフト
招待状は2か月前までに発送ができるように準備をします。100円ショップのアイテムを上手に使うととても節約ができます。リングピローはハンドメイドが得意な友人にお願いをしてみてもいいですね。
アイテムを自作する時のポイントは、1番目に付くものを丁寧に作るということです。また、どの年代にも合うデザインや色を選びましょう。
かなり時間がかかるため、仕事が忙しい人には大変な作業となります。こだわりたいアイテムだけ自作をするだけでも節約になる上、よい演出になりますよ。
上手く外注を利用して節約をする
忙しい人や自作が苦手な人は上手に安い外注業者を利用することで節約になり、よりオリジナリティ感もアップします。
ペーパーアイテムも安い業者を探すと費用の節約になります。ネットで検索をするとたくさん見つかりますが、費用や内容に見合うものを探しましょう。
プロフィールビデオは自分で制作をするのはとても大変です。こちらも業者にお願いをすることで、クオリティの高いものが安く作れます。DVDやアルバムの制作も外注を利用するカップルが増えています。
衣装は持ち込んで15万円節約!
衣装の持ち込みが可能な式場であればレンタルは利用せずに自分で準備したものを使いましょう。ウェディングドレスや小物などの装飾品を持ち込むだけで15万円以上節約が可能です。
ウェディングドレスはアウトレットで1万円で入手する
ウェディングドレスに費用をかけたくない場合はアウトレットのものを探してみましょう。なんと1万円から見つけることができます。レンタルをするよりも安い上、思い出の1着を手元に残すことができるのでとてもお得です。
前撮りをしてお色直し費用をカットする
お色直しを行うだけで費用がアップしてしまうものですが、これを前撮りで撮影した写真で代用してしまう人も増えています。格安の前撮り撮影プランは増えており、スタジオ撮りなら和装でも7,000円から行っている写真館もあります。
この写真を披露宴会場の入り口に飾れば招待客に見てもらうことができ、時間の節約にもつながります。
「自己負担0円」や「10万円以下」のプランを選ぶ
近年では結婚式の費用が用意できなくても対応できるプランが各式場に用意されています。授かり婚も増えていることから、急いで式を挙げたいカップルでも安心して行うことができます。
「自己負担0円プラン」を利用する
最近の式場では「自己負担0円プラン」というものが増えています。
ある一定の金額のご祝儀だけで全てまかなうプランのことで、費用の前払いがなく結婚式当日または後払いが可能。実質0円なら1番メリットが大きいのではないでしょうか。
ご祝儀の目標金額3万円などと設定されているので、あとは招待する人数によって費用が上下するだけです。自己資金や親の援助がないカップルでもこのプランを利用することで式を挙げることができます。
挙式のみで10万円以下!少人数や披露宴カットで格安婚
挙式のみなら10万円以下で行うことが可能です。2人だけや身内だけで手軽に行う結婚式として利用するカップルが増えています。プランの中に衣装や食事代も含まれていればとてもお得です。
最近では「フォト婚」などもあり、結婚式は行わずに写真だけを残したいカップルも増えています。
「会費制結婚式」なら貯金0円でもOK!
最近広まりつつあるのが「会費制結婚式」です。
前もって費用の値段が設定されているので招待客も安心をして参列することができるとあり、ご祝儀制よりも支持をする若者が増えています。
結婚をするカップルが大きな負担を持つことがなく、カジュアルにお祝いの席を設けることができるので大変人気です。海外で挙式をして日本でお披露目をするために利用するカップルも多くいます。
レストランウェディングで利用されることが多く、会費の相場は5,000円~10,000円となっており、食事の内容によってグレードが変わります。
最近ではプロの司会者も無料で利用ができるプランも増えているので、新しい結婚式のスタイルとして期待がされています。
まとめ
かつては貯金がないから結婚式は諦めてしまうカップルはたくさんいましたが、結婚式に対する意識を変えるだけでたくさんの方法が見つかります。工夫次第でオリジナリティ溢れる思い出の結婚式となります。
形式にこだわらず、自分たちの結婚式を目指しましょう。
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